bc201@bc201

bc201
bc201
@bc201
34 Articles
39 Reviews
0 Contributions
0 Likes
bc201

bc201のレビュー・評価・感想

ドラゴン桜 / ドラゴン桜2
10

受験生だけではなく、大人も学べる

『ドラゴン桜』は、低偏差値の高校生が東大合格を目指していく作品です。
この作品では、受験に使える様々なテクニックが登場します。実際に役立つ内容なので、この作品を読んで学んだ内容をすぐに実践することが出来ます。しっかりアウトプットすれば、少しは成績アップが見込めます。
このように、中学生や高校生が読むと勉強になる作品なのですが、大人が読んでも多くのことを学ぶことがで出来ます。
作品中では、特進クラスを率いる桜木が様々な言葉を生徒やその保護者、教員たちなどに投げかけます。その言葉がとても心に響くのです。社会人となって仕事をしている人、子どもが出来て親となった人など、多くの人に突き刺さるのではないかと思います。
大学受験を取り扱った作品ではありますが、全ての人に学びを与える魅力的な作品だと思います。出来れば受験の前に一度読み、受験を終えて大人になってから読むといいのではないかと思いました。
その時のライフステージや境遇によって感じ方が大きく変わるので、一度読んだら終わりではなく、ずっと置いておくのがオススメです。私も何度か読み返していますが、その度に感じ方が変わり、考えさせられ、多くの学びを得ることが出来ています。
勉強は大人になってからもずっと継続していかなければならないと強く思いました。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか / ダンまち / Is It Wrong to Try to Pick Up Girls in a Dungeon?
9

英雄とは

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」は主人公ベル・クラネルが英雄を目指す物語です。
英雄譚に憧れるベルは、強い冒険者が集う迷宮都市オラリオに足を踏み入れます。オラリオの街で神様と出会い、憧れの冒険者になってダンジョン攻略を進めていきます。そして、心強い仲間たちとともに困難に立ち向かい、成長していきます。
心優しく、臆病なベル・クラネルは決して冒険者には向いていません。しかし、どんなに辛く苦しい状況に陥っても、強くなりたいという信念と仲間想いの優しさで何度でも立ち上がります。そんなベル・クラネルの姿は読者を魅了し、応援したくなる存在です。
主人公ベルはもちろんのこと、魅力的なキャラクターが多数登場します。「ロリ巨乳」と呼ばれる神ヘスティアやオラリオトップクラスの冒険者「剣姫」ことアイズ・ヴァレンシュタインなど、色々なキャラ達と繰り広げられる日常はとても癒されます。ダンジョンでの激しいバトルとは一転して、思わず顔がほころんでしまうような場面もおすすめです。それぞれのキャラクターがどんな想いを抱えているのかであったり、生き様であったり、是非一度見て実際に感じていただきたいです。
また、ストーリーの中には素性が明らかではないキャラクターや含みを持たせた表現が出てくることがあり、どういう展開になるか分からないドキドキ感も楽しんでいただきたいです。登場キャラが織りなす一つ一つのストーリーに一緒になって一喜一憂できる、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」は本当におすすめの作品です。

The Stone Roses / ザ・ストーン・ローゼズ
8

ストーンローゼズをお勧めする理由

イギリスのロックバンドです。
1983年マンチェスターで結成されました。
それなりに多くの洋楽を聴いてきましたが、ストーンローゼズは今までのどのバンドとも似つかない個性を放っています。
特に、ドラムのレ二がなかなか気持ちのいいリズムを刻んでいて、初めて楽曲を聴いた印象としては、まるでジャズをやっているのではないかと思うくらいです。しかし彼の場合は、以前セミプロのヘヴィメタルバンドをしていたそうで、どんなジャンルでも叩ける天才なのかもしれません。それを証拠にザ・フーのピート・タウンゼントがストーンローゼズのライブを目撃した感想は「キース・ムーン以来の最高のドラマー」と最高の賛辞を送っていました。
彼がいなければストーンローゼズは凡百のパンクバンドで終わっていたかもしれません。そのくらい、バンドの重要な要だったのです。
またメンバーも個性的で、所属レーベルとしょっちゅうトラブルを起こしていました(レーベルのオフィスにペンキをばらまくなど、武士軍団のフライデー事件顔負けの凶行も起こしています)。
これからバンドを組む予定のティーンエージャー、R&B、ダンスサウンドが好きな方にも、うってつけのバンドです。

SLAM DUNK / スラムダンク / スラダン
10

とにかく最高!

「スラムダンク」というマンガはとにかく最高です。まず最初に言えるのは、なんといっても作者の井上さんの画力。絵がとにかくうまい。最終巻のラスト20ページほどは吹き出し無しの絵だけ。それでも語りかけてくるかのような絵の凄さがあります。次にいいと感じるのは、主人公以外のキャラクターの強さ。主人公が一番目立って際立つのは当たり前ですが、この作品は主人公以外もいいキャラクターをしています。キャプテン赤木は高校生と思えないほど落ち着きがあり、主人公の桜木をこれでもかというくらい叱って、でもその叱りの中には愛があり、桜木もそれにだんだんと応えていく。エースで桜木のライバル(?)の流川、クールで口数は多くありませんが、内に秘める闘志はものすごいものがあります。3年生のスリーポイントシューター三井、2年生のポイントガード宮城など、レギュラー陣のクセの強さはかなりのものがあります。控えの選手達や相手チームの選手にポイントを当てたところもあり、いいキャラクターばかりです。そして忘れてはいけないのは湘北高校の監督、安西先生。名将中の名将。通称ホワイトヘアードブッダ。登場回数は多くないのにかなりの存在感。無敵です。桜木が入部してから夏のインターハイが終了するまでの4ヶ月ほどの短い時系列の中にとんでもなく濃いストーリーが詰まっています。この作品を見たことのない若い世代には絶対見てほしく、後世に残して欲しい作品です。

ゴスペラーズ
10

ゴスペラーズ

ゴスペラーズはメジャーデビュー25年を記念し、渾身のシングルコレクションG25をリリースした。
デビュー曲 “Promise”から”Voxer”までの全シングルを網羅した超大作アルバムだ。
2000年に”永遠に”で大ブレイクを果たすまで、彼らなりに試行錯誤をし、あらゆるタイプの曲に挑戦し、ブレイク以降も飽くなきチャレンジ精神を忘れず、日本を代表するヴォーカルグループとして君臨し続けている。
昔の曲を掘り起こす作業は時に気恥ずかしくなるものだが、改めてレコーディングし直したりせず、昔の音源のまま収録されている曲が多く、デビュー曲から聴いてみると彼らのアーティストとしての成長も垣間見える。
ポップでコミカルな曲を歌いこなし、2000年の大ヒット曲”永遠に”以降、R&Bよりの大人向きのナンバーが続くが、アップテンポな曲だけでなく、しっとりしたバラードでの実力を裏付ける美しく確かなコーラスはただ聴き入るばかりだ。
日本を代表するヴォーカルグループとしてこの先彼らがどんな方向に向かっていくのか、どんな風に成長していくのか。
このアルバムを聴きながら今後彼らの動向から目が離せない。

モーニング娘。 / モー娘。
10

可愛いだけじゃない

モーニング娘。?今、何人なの?よく知らない人には、こんな風に言われてしまうのですが…正直、今何人でも、いつの時代も最高なんだ!って返したいくらいです。
言わずもがな、モーニング娘。は卒業と加入を繰り返すグループで、1997年にデビューしています。こんなに長く続くアイドルグループ、いまだかつているでしょうか。しかも人気が落ちない…彼女たちの人気の秘密とは何でしょうか?
それは、一言で言い表すことはできそうにありません。だって、あまりにも魅力的なんだもの!
リーダーのフクちゃんはどんどん上手くなるし、えりぽんは可愛いを極めてるし、だーいしはダンスマシーンだし、まーちゃんは天才だし、小田ちゃんは不動の歌姫だし…と、あげていったらキリがないので止めますが、とにかくメンバー一人ひとりが実力者で、キラキラオーラがはんぱじゃないのです。彼女たちを見るときは、いつも「ああ、なんで人間の目って二つしかないんだろう。増えればいいのに」って思ってしまいます。『KOKORO&KARADA』は、かっこいいしクセになる曲です。意志が強そうで、可愛いだけじゃない彼女たちの曲、ぜひ聴いてみてほしいです。

ターミネーター:新起動/ジェニシス / Terminator Genisys
7

あの名作が生まれ変わって帰ってきた!アイルビィバック!

冒頭の機械軍との戦いからテンションMAX!巨大兵器に身の危険も顧みず特攻し、最新兵器を駆使してのドンパチがとにかくたまらん!ジョンの特攻っぷりに男気を感じたが今回は悲しい運命に...。
恒例の乗り物を奪ってのチェイスシーンもかなりの迫力。ヘリ同士の打ち合いやバスが横転するシーンは爽快感MAX!
そして、ターミネーター同士の重圧感溢れるバトルはやはり熱い。T-3000の鬼畜っぷりは今後の敵が大丈夫か心配になってくるレベルだった。
若いシュワちゃんやT-1000まで登場でまさにオールスター映画といっても過言ではない。イ・ビョンホン演じるT-1000も悪くない出来であったがやはり噛ませだったw。
何よりもエミリア・クラークがちゃんとサラ・コナーしていて驚いた!ハミルトン嬢には届かずとも見事な怪演っぷり。もう十分にスカイネットの世界で戦っていけるレベルだった。
さらに、あれだけ恐ろしかったシュワちゃんがとうとうギャグ要因になってしまった(笑)。しゃべる度にツッコまれ、おっさん扱いされたりと散々だったが頑張って笑顔を作ろうとする所が可愛いすぎ。
所々1、2に関連する要素が盛り込まれており、ファンの心を刺激する演出が見られた。もちろんあの名曲や名セリフも健在。過去作の良い部分を集約したような映画だった!

オデッセイ / The Martian
10

火星に一人残されるという絶望に立ち向かう男性の姿

火星への有人探査計画の最中に、強力な砂塵嵐に見舞われた上に折れたアンテナが直撃してしまったマーク・ワトニー。
自分たちも危機に瀕していたクルーたちは、彼が死亡したと判断して地球へと帰還しました。

しかし、マークは生きていました。
生きていた、と言っても食糧などの物資が充分にあるはずもなく、マークの生存を知った地球の職員たちも火星へすぐに救助や支援を送ることができるはずもなく、マークは火星で自ら食糧を栽培し、水、空気、電気を作り出さなければなりませんでした。

不幸中の幸いか、植物学者のマークはその知識を用いてそれらを作り出し、物資の中から見つけたジャガイモも、自分たちの排泄物と火星の土で栽培に成功しました。

それは決して順風満帆ではなく、施設の破損やジャガイモの全滅、支援ロケットの打ち上げ失敗など、常人であれば心が折れてしまい生きるのを諦めてしまいそうな状況です。しかしマークはあまりのストレスに激昂したりはすれども諦めることなく困難に立ち向かい、生きることをやめない姿には感動を覚えます。

彼が救出される直前まで常に前途多難という単語が頭を占めますが、彼の偉業は作中でも歴史に残るもので、後にマークが教官となり訓練生を育てる中でも役立っていく様が描かれます。

マークのようにはなれなくとも、その憧れは日常の中にほんの少しの勇気を残してくれました。

新世紀エヴァンゲリオン / Neon Genesis EVANGELION
10

エヴァンゲリオンが起こした犯罪。

いきなり会ってなかった父親に突然呼び出され、謎のロボット《エヴァンゲリオン》に乗ることになってしまう碇シンジ。架空の近未来都市である第三新東京市に《使途》と呼ばれる敵が攻めてくる。精神が錯乱してしまう状況下でシンジは綾波レイの傷ついた姿を見てエヴァに乗る決意をする。自分自身を好きになる、肯定するなど、一見シンプルに感じる普遍的なテーマが実に鮮明に描かれている。
物語の後半はある意味で自己啓発セミナーを受けているような感覚にも陥る。ゼーレの進める《人類補完計画》とは一体何なのか!?そして、僕たちニンゲンは何のために生きているのか。ここまでこんな根源的な生物のテーマを取り扱ったアニメーションはなかったかもしれない。がしかし、そこまで踏み込んだからこそエヴァはこれほどまでにブームになったのだと思う。実際には現代人はこんな哲学的なテーマが好きなのである。
エヴァには思春期の十四歳の子供たち、チルドレンが乗っている。そもそもエヴァはロボットではない。ニンゲンをかたどって巨大化しただけの、血の通った生物なのである。その凶暴性を装甲に見える拘束具で抑えている。エヴァが倒した使途の肉を貪り喰うシーンはあまりにも強烈だった。

あさひなぐ
8

読みごたえのある作品

「全国書店員が選んだおすすめコミック2012」9位。2015年、第60回(平成26年度)小学館漫画賞一般向け部門を受賞。またアイドルグループ「乃木坂46」の主演で映画化されたこともあり、話題となっている作品です。
運動には縁が無く中学も美術部、何の取り柄も無い主人公あさひ。ひと味もふた味も違う自分になる、そんな決意を抱き二ツ坂高校に入学。思いがけないことをきっかけに見学に行った薙刀部に一目惚れし、入部することに。今まで運動経験が無いだけでは無く、他の一年生に比べても無いものずくしのあさひが、強い女になりたい。その気持ちだけで、真面目、努力、度胸を武器に二ツ坂高校薙刀部として仲間とともに奮闘していくストーリー。
二ツ坂高校薙刀部だけではなく、ライバル学校や先生といった登場人物までみんな特徴的な性格を持っており、読みながら思わず笑ってしまう物語です。薙刀という身近に無いスポーツですが、あさひの成長だけでは無く、他の部員の成長まで描かれており、物語に入り込みやすくなっています。あさひのひたむきに奮闘する姿に学ぶものが多くあるだけではなく、先輩や後輩、同級生、ライバルたちとの会話やお互いの考え方まで細かく描かれているため共感の持てるところも多くあり、とても読みごたえのある作品です。

ハイキュー!! / Haikyu!!
10

キャラクターの多彩さに驚き、全米が泣いた…。

今までにこんなバレー漫画を見たことがあるだろうか。否!ないはずだ!!スピード感、じわるセリフ、キャラの濃さ、紙媒体が衰退しているこの時代に、こんなにも胸を熱くし、次のページが気になって早く見たいと好奇心を掻き立てる漫画に久しぶりに出会えたと思っている。

舞台は烏野高校バレー部。高校の名前もいかしている。主人公の日向翔陽は、主人公にありがちな低身長がコンプレックスで、ハイスペックのくせにその実力を生かしきれない、少し残念な少年。もう一人の主人公の位置にいる影山飛雄は、最近の子らしい少し変わった名前に、空気の読めない絡みずらい子だが、バレーセンスだけはずば抜けた10年に1人のキセキの世代のひとりなんじゃないかと思わせる少年だ。まるで陰と陽、戦隊ヒーローなら何も考えずに突っ込んでいく赤にいつも突っかかっている黒。こんな2人が手をとり点を取り、私の心を鷲掴みにして離さないのだから困っている。
2人以外のキャラ作りも完璧で、嫌いなキャラが一人もいないのも魅力の一つだ。試合シーンの白熱した、まるで映像を見ているかのような描写も素晴らしいが、推しキャラが必ず見つかるであろう多彩さにも注目してほしい。

この素晴らしい世界に祝福を! / このすば / KonoSuba
9

何も考えずに見られる面白いアニメです。

このアニメは、高校生のサトウカズマが異世界に転生されることになるところから始まります。
カズマは好きなものをひとつだけ持って転生することを許されます。そこで選んだのは、転生させる側だった女神アクアでした。それからダメ神アクアを連れて転生したカズマは、二人の仲間に出会います。1日に1発しか魔法を打てない爆裂魔法の使い手・めぐみん。攻撃が全く当たらないドMクルセイダー・ダクネス。この四人の生活が存分に楽しめるアニメです。
カズマと他のみんなとの掛け合いが、テンポよく、カズマも含めみんな何かと問題を起こすので、見ていて全然飽きません。時々真面目な場面もありますが、基本コメディです。設定など凝っているアニメでは、しっかり考えながら見る必要があったりしますが、このアニメはそんな事一切ないです。何にも考えず、ただ笑える疲れているときにもピッタリなアニメです。元気が出ないときも、このアニメを見れば自然と笑顔と一緒に元気が出てきます。主要キャラクター以外にも魅力的なキャラクターがたくさん出てきます。基本みんな面白いです。敵だってカズマたちには敵いません(色んな意味で)。とにかく面白いアニメなのでオススメします。

機動武闘伝Gガンダム / Gガン / Mobile Fighter G Gundam / Mobile Fighting Legend G Gundam
9

異色な熱血ガンダム作品

スレイド、グレンラガンと並ぶ漢の教科書と言われることもあるこの作品。正直、設定が無茶苦茶なグレンラガンと一緒にしないでほしいが…。
この作品は、ガンダムファンなら食わず嫌いしている人がかなり多いと思う。自分も学生のときはそうだった。しかし、いざ見ているとどっぷりはまってしまった。まず、一見熱いだけのアニメと思われてしまうが、以外と雰囲気に終末感が漂っていたり、主人公はクールだったりと見てみないと分からないことがある。そして、4クールもあるのに全く飽きさせないように上手く作られている。ただのガンダムファイトだけの物語ではないからだろうと思います。
キャラクターに関しても非常に魅了的で皆様々な背景があり、そしてそれぞれの目的の為に戦っているところが良かった。音楽は、田中公平のためもちろん素晴らしいのだが、導入の仕方も上手で盛り上がってたと思う。声優は本当に文句なし。叫ぶ演技は心に来るものがあった。ガンダムファンもそうでない人も見てほしい傑作だそしてキャラがとにかく良いです。
熱い主人公、個性的な仲間たち・師匠・魅力的なヒロインたち、シャイニングガンダムやゴットガンダムのデザイン。「俺のこの手がー」から始まる必殺技も格好いいです。

ONE OK ROCK / ワンオク / ワンオクロック
10

とにかくかっこいい

結成して10年以上のバンドでCMや映画の主題歌などにも起用されています。出すCDは毎回、ONE OK ROCKが進化していて、その度にどんなことを考えて、何がしたくてこのようなCDにしたのかを考えてはっきり人に伝えて訴えることができるところもかっこよくて、人としても尊敬できます。どこを目指しているのか、目標ややりたいことがはっきりしていて、そこにまっすぐ向かっているところが応援したくなるし、元気がもらえます。ライブも毎回全力で、今まで他の人がやったことがないようなことにも挑戦しているのを見ているのも体験するのもとても楽しく、ファンを飽きさせません。次はどんなことをしてくれるんだろうとワクワクさせてくれます。メンバー同士の仲がいいところも魅力のひとつで他人から見てもメンバー同士が尊敬しあっていること、信頼していることがよくわかり、楽しさが伝わってきます。海外での活動が多くなってきているのですが、日本のファンもちゃんと大切にしていてくれているのがわかります。日本、海外ともにとても人気ですが偉そうにするわけでもなく、人との出会いやつながりを大切にしているところもいいところで、人気の一つだと思います。

バイオハザード RE:2 / Biohazard RE:2 / Resident Evil 2 (2019 video game)
9

最高のリメイク

2018年に満を持して発売された『バイオハザードRE:2』は、以前発売されていたバイオハザードの初期作品である『バイオハザード2』のリメイクである。バイオハザード作品の登場人物の中でも人気の高い、レオンとエイダが初めて出会うこの『バイオハザード2』がリメイクされたとあって、発売以前からバイオファンの間で大きな話題となっていた。

『バイオハザードRE:2』はリメイクということもあり、ストーリーの大筋としては『バイオハザード2』と大きな違いは無いのだが、一から構成し直された物語展開は、『バイオハザード2』を既にプレイした人にとっても楽しめるようになっている。
レオン編、クレア編の二つに分かれたストーリー展開のみならず、リメイク前の作品で隠しゲームであった「豆腐モード」や「ハンク編」がフルリメイクされており、また今作の新要素としてサブストーリーの「ゴーストサバイバーズ」が追加され、本編だけではない楽しみが増えている。
新しくなったグラフィックは、バイオハザードシリーズのなかでも最高の出来で、リメイク前の作品を既にプレイしている人にとっては、伝説のシーンを素晴らしいグラフィックでもう一度見ることができる。さらに、リメイク前作品が未プレイの人にとっても、これからバイオハザード作品に手を出したいと考えているならば、今後のストーリー展開などの基盤となる最高の導入作品になるのではないだろうか。

下川みくに
8

透き通る歌声

アイドルグループ「チェキッ娘」としてデビューした彼女は、元々は万人受けするアイドルとして芸能界に突如現れました。
チェキッ娘の中でもお姉さん的存在で、バラエティー番組でも明るく、いつも笑顔でみんなの輪の中心にいます。歌も上手く、ダンスも難なくこなす彼女は、グループの中でもひと足先にソロデビューし、チェキッ娘を卒業しました。
彼女の歌声はとても透き通るようで、特に綺麗な高音は一度聴いて欲しいです。少しロリっぽくもあるので、それがアニメと上手くマッチして、アニメの主題歌や、「残酷な天使のテーゼ」などもカバーしています。
イベントなどで本人に会いに行くととても気さくな方で、テレビと同じ笑顔で話してくれます。
デビューから約20年経ちますが、当時と全く変わらない純粋さ、笑顔とルックスはいまだに健在なので、そこに注目して欲しいです。
決して高嶺の花ではないですが、こうなりたい、と女性が憧れる女性のモデルとなる方だと思います。
今はご結婚されて、仕事をセーブしていらっしゃるようですが、またライブなど開催して、みんなに元気を届ける歌声を届けて欲しいです。
アイドルからアーティストへ変貌を遂げた彼女に注目です。

イナズマイレブン アレスの天秤
8

熱くて面白い、サッカーマンガ

おおばあつし先生が描く、マンガ版「イナズマイレブン アレスの天秤」は、サッカーを愛し、サッカーのてっぺんを目指す主人公の男の子・明日人(あすと)くんと仲間たちの、熱いサッカーを描いたマンガです。
この作品のおすすめのところは、キャラクターの絵がとても可愛いところです。
可愛く、そして、元気いっぱいにサッカーをするキャラクターたちのシーンは、見ていると、元気をもらえます。
そして、試合の熱くなるシーンや、サッカーへの熱い想いが描かれたシーンでは、とても力強くかっこいい絵が見られるので、すごく良いです。
ストーリーの展開も、シンプルで読みやすくて、すごくおすすめです。
仲間との熱い友情や絆を描いたシーンや、楽しいギャグとツッコミのシーン、迫力のある、熱いサッカーの試合のシーンなどなど、どのシーンもすごく素敵で面白い作品です。
マンガ版でしか出会えない、オリジナルキャラクターの明日人くんの友達の男の子・球太くんも、すごく可愛くて良いキャラクターです。
2巻に収録されている、球太くんがゴールキーパーとして頑張る姿を、仲間の皆が応援するストーリーが、すごく良いお話で、仲間っていいなぁーっと思える素敵なお話も、たくさん入っています。
熱くて、面白くて、仲間の友情と絆が素敵に描かれた、素敵なマンガです。

ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE
10

考え直して、純水にみんなを守ろうとしたジャスティス。

この映画は、「ウルトラマンコスモス」の完結編です。
前作でサンドロスを倒した数年後、春野ムサシはネオユートピア計画で復興した遊星ジュランに、リドリアスやボルギルス達を移送させて、怪獣たちが安心して過ごせるよう計画を立てていました。ところが突然、グローカーというロボット怪獣に基地を襲撃されます。そこへウルトラマンコスモスが駆けつけ、春野ムサシもコスモスと一体化して、エクリプスモードに変身し闘います。さらに、以前ザンドロスとの戦いで共闘したウルトラマンジャスティスも駆けつけました!しかし、今回のジャスティスはコスモスを倒そうと攻撃を仕掛けます。予想外の事態に戸惑いながらも宇宙船をかばったコスモスは、グローカーの攻撃を受けて消滅してしまいました。その後、次々に現れるグローカーの大群に町は壊滅状態に…。宇宙の正義を盾に闘うジャスティスと、全地球の平和のために立ち向かうコスモス。果たして、ジャスティスは本当に敵なのか…。
コスモスの最強形態『フューチャーモード』も痺れます!!ジャスティスを悪者?のように書いてしまいましたが、後にジャスティスが子犬を助けようとする女の子を救うシーンがあります…。この場面も、胸にくるものがありました。純水に、誰かののために何かをするという大切さを、この映画から学びました。

星野源 / Gen Hoshino
9

スターに見えるけどとても暗いミュージシャン

SUN、恋など様々な明るい歌で有名な星野源ですが、昔はとても暗くていじめられていたのです。ソロデビューする前にやっていたインストバンドのSAKEROCKも自分の声がコンプレックスで歌いたくないからやっていたそうです。
そんな星野源さんは2010年にばかのうたでソロデビューしたのですが、SUNや恋などの明るい曲とは程遠い感じの曲ばかりでした。そこから彼は明るい歌を作ろうと自分の殻を破ろうとし、それが形になり始めた曲が夢の外へです。この曲は簡単に言うと夢が現実になることもあるかもしれないという曲で、とても元気になれます。そしてそこから明るい曲を作っていき、このままずっと明るい曲を作り続けるのかと思っていたら、2018年にアイデアというとても深い曲を作ったのです。この曲は1番はとても明るく最近の彼の音楽を表していたのですが、2番に入ると曲調は同じなのですが、使っている楽器や歌詞が違い、とても暗い雰囲気になるのです。雰囲気が同じ曲でガラッと変わることは今まで彼の音楽ではなかったので自分にとってはものすごく衝撃的でした。また、スターになったにもかかわらず自分の闇を包み隠さず出しているところが、とても大好きになりました。

沈黙 -サイレンス-
8

神の存在とは。宗教を持たない人も考えさせられる映画です。

原作は遠藤周作というキリシタンの日本人作家により1966年に執筆された小説で、2016年にマーティン・スコセッシ監督がメガホンをとることでハリウッドで映画化されました。

原作でもそうですが、著者の遠藤周作はキリシタンでありながらもただ神を盲信するのではなく、宗教とは、そして神を信じるということとは何なのかを考えさせられる小説を多く執筆しており、固定の宗教を持たない日本人でも深く興味を持てる内容となっております。

舞台は禁教令の敷かれた江戸時代初期の日本。
アンドリュー・ガーフィールド演じるロドリゴ神父が隠れキリシタンたちの手を借りながら幕府に隠れて日本にやってくるところから始まります。

物語が進むにつれ、ロドリゴ神父自身も神の存在に疑問を持ち始める場面は特に深く考えさせられるものがあります。
宗教を持たない我々は「神は何もしてくれない」と思うことが多々あるかもしれませんが、神を信じ踏み絵を断る隠れキリシタンたちが処刑されていく様子を隠れて見るロドリゴ神父は、神に祈るばかりで、次第に「なぜ神はいつまでも沈黙を守っておられるのか」と考えるようになります。

また、日本人俳優も多く出演しています。
字幕映画が苦手な人でも、この映画は字幕で鑑賞することをおすすめします。
窪塚洋介などの日本人俳優の英語セリフをそのまま楽しめるほか、日本語のセリフも多くあるので字幕版の方がお得感を得られます。

宗教や歴史に疎い人でも楽しんでみることができる良い映画だと思います。

プリデスティネーション
9

最後まで見てほしい

初めはつまらない映画だと思った。
男がバーテンと話をしてて、「あれ、自分はSFの映画を見に来たはずなのに何でこんな男の身の上話を聞かされる映画を見ているんだ」と思った。
しかし男の話を聞いてい行くうちに話に引き込まれた。彼は男性ではあるが実は女性だった。
最初は女性として生まれその後順風満帆とはいかないが自分の夢をかなえるために努力をして生きていた。
そこにある男と出会いその男と恋人になった。
それが悲劇の始まりであった。
その男と出会い妊娠し子供を産むことに。
そうなった時男はいなくなった。
そして赤ん坊を産んだのは良いものの赤ん坊は盗まれ彼女は出産のとき男性器があることが判明し女性としてではなく男性として生きていくことにした。
ここまではまだ奇妙な話の部類である。
しかしここから先SF要素が入るのであった。
バーテンは実は彼女(現在は彼)の過去を全部知っていた。
そしてある目的のため彼に話をかけていたのであった。
その目的とは彼女を妊娠させた男を殺すため時間をさかのぼり来たのだという。
ここから先はネタバレになるので言いませんがとにかくラストは鳥肌が立ちました。
何気ないワンシーンが実は重要でそして最後にすべてがつながるところはまるでウロボロスの輪のような輪廻というより逃れられないものだと感じました。

昭和元禄落語心中 / Descending Stories: Showa Genroku Rakugo Shinju
9

「どうしようもない自分でも、生きてていいかも」と思える漫画

落語を取り巻く人々のままならない人生を描く、哀しくて切なくて、でも優しい話です。
舞台は戦中から戦後の昭和。当代随一の落語家である有楽亭八雲(八代目)と、その弟子・与太郎が主人公です。
とにかくキャラクターがいい。つらい話でも、登場人物の粋な江戸言葉の応酬、しぐさ、表情の豊かさがあいまって、暗くなりすぎない絶妙なバランスを保っています。どのキャラも、いいところとダメなところがあって、結局みんな愛さずにはおれない。まさに落語の登場人物のようです。
「与太郎放浪編」と「八雲と助六編」の二つの時間軸で話が進むなかで、八雲のやりきれない過去や、与太郎の不器用でまっすぐな奮闘ぶりが描かれます。複雑で割り切れない感情を抱えて、優しさゆえに苦しみ、苦しませながら生きているというところは共通していて、やりきれない気持ちになるところもあります。でも、人間とはそもそもそういうもので、そういうやっかいで面倒なところも全部まるっと飲み込んで、それでも生きていくんだ、という明るさもあって、どこか救われる感じがします。
与太郎が最後の方に言う、「生きてりゃあどうしても言えねえ事なんざいくらでも出てくらぁ。しょうがねえなあ人間てのは。」という言葉が、この漫画のすべてのような気がします。
10巻完結という手を出しやすい長さもちょうどいい。おすすめです。

モンスターハンター:ワールド / Monster Hunter: World / モンハンワールド / MHW
7

モンスターハンターワールドで、新しいモンハン体験を!

PS4のソフトとして発売されたタイトル、モンスターハンターワールドについてのレビューです。
今までのモンハンからは、思い切ったゲームシステムや武器防具の概念が刷新されており、今までのシリーズをやりこんだ方でも新鮮な気持ちでプレイ出来る作品となっています。
多くのモンハンファンが待ち望んでいたであろう、PS4での美しいグラフィックで迫力あるモンスターとの戦闘が楽しめます。エリア移動のロードが無くなったこと、大型モンスターが同エリアに来た時にモンスター同士の戦いが起こることで、モンハン内での生態系を感じられます。メインストーリーも、この世界でのモンスターの生態の謎に迫る内容になっており、没入出来るゲームだと思います。
また、フィールドで採取した薬草等がその場で調合されたりして、現地調達のサバイバル感が味わえるようになったなと思いました。
防具のスキル系統も前シリーズまでとは刷新され、頭防具、腕防具などのそれぞれの防具で別々のスキルが発動します。前作までですと、ひとつのスキルを発動させるのに、少なくとも合計10のスキルを統一しないといけなかった事と比べると、気軽にキメラ装備が作れると思います。
1番大きな変更点思われるのは、敵に与えたダメージが可視化された事だと思います。これは賛否別れる所だと思いますが、武器別のダメージの大きさや弱点部位がぱっと見で分かるのは良いなと個人的には思いました。
モンハンの新境地を開拓した今作を、ぜひプレイしてみてください。