【ジョジョの奇妙な冒険】メインキャラ＆スタンドまとめ！第6部『ストーンオーシャン』

体を糸状にして解体したり（その状態で攻撃をかわしたり）、それを立体にすることで人型のスタンドとなる。糸をのばして他人に声を伝えたり、物を糸で手繰り寄せたり、傷口を糸で縫合して身体を修復するなど様々な使い方ができる。
糸を集めれば人型の近距離パワー型スタンドが出来上がり、固く練り上げた拳からは凄みのあるパンチを繰り出す事もできる。容姿は当初は女性的なものだったが、やがて男性型に近い外見へと変化していった。

空条徐倫

「ストーンオーシャン」の主人公。第3部主人公の「空条承太郎」とアメリカ人の母との間に生まれたクォーター。
明るい性格ながら、父親譲りの冷静さと正義感を合わせ持つ。

手からシールを出す事ができるスタンド。
シールの性質は以下の通り。
1.シールを貼った物体を2つに分離させる。
2.シールを剥がすとお互いに引き合った後、元の1つに戻る。
3.その際、対象には多少の破壊が伴われる。
シールを剥がして物を引き寄せる、相手にシールを剥がさせトラップとして利用する、ダメージ覚悟で自分や味方に貼る、とさまざまな使い方ができる応用力の高い能力。基本的には近距離パワー型のスタンドだが、シール自体の射程や持続時間は非常に長い。

エルメェス・コステロ

メキシコ移民の父が開業したスラム街のメキシコ料理屋で暮らしていたが、姉・グロリアがスポーツ・マックスの犯罪を目撃。事件に巻き込まれそうになったエルメェスを守るため警察に通報したグロリアは、報復として殺害されてしまう。

スポーツ・マックスへの復讐のため、わざと罪を犯しグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所に潜入。その際、同時期に収監された空条徐倫と親友になる。

フー・ファイターズ

「ホワイトスネイク」のDISCが、プランクトンに知能を与え、そのプランクトンが多数集まった生物。
『スタンド＝本体』というシリーズ全体を顧みても珍しい例である。基本的に決まった姿を持たず、本人の意志でどのような姿にも変身できるため、「スタンド」というよりは新生物に近いと思われる。
エートロの体を乗っ取ってからは指を銃の形にし、プランクトンの一部を弾丸として打ち出す（通称『F・F弾』）のほか、傷口にプランクトンを埋め込んで治療（応急処置）に利用したりもした。

F・F（エートロ）

天候や空気を操るスタンド。
集中豪雨を降らせたり霧を発生させたり、近距離では風圧を乗せてパンチを繰り出したりとあらゆる場面で応用が利く能力。竜巻を起こした後に毒カエルを大量発生させた事もあった。

ウェザー・リポート

殺人未遂の罪でG.D.st刑務所に服役している男囚であるが、投獄された経緯を含め刑務所へ入るまでに至る過去の記憶が欠落している。その為基本的に全編を通して無口で、会話の際には口をあまり開かずに顔を近づけて話す。なので鼻息がちょっと生暖かい。TVガイドマニアだけどTVは見ない。つま先立ちで歩くのが癖。主な口癖は「蹴り殺すぞ」。プッチ神父が自らの記憶についてを知っている事を知り、エンポリオや徐倫と行動を共にしていた。

物体の内部に潜行する近距離パワー型のスタンド。内部に籠もらせたパワーを解き放つことで攻撃したり、内部を破壊したり、逆に内部から攻撃を受け止める。
本体であるアナスイの癖故か器用で、人体を分解し改造手術の如く組み替えることが出来るほか、潜行した対象へのダメージを肩代わりする事も可能であるなど、戦闘にて直接の決め手となったことは少ないものの様々な局面で応用が利く能力。

ナルシソ・アナスイ

G.D.st刑務所に収監されている猟奇殺人犯。エンポリオの幽霊の部屋に居る。

幼いころからものを分解してしまう奇妙な癖があり、与えられたオモチャはことごとく解体されたのみならず10歳のときにポルシェや高電圧の流れる電柱を解体し入院させられた事もある。やがて21歳の頃に交際相手の浮気現場を目撃した際、恋人と浮気相手を二度とくっつかないように「分解」して殺害、精神鑑定で何故か正常とされ普通に懲役刑を受けた。
平然と人間を破壊する非常に危険な人物でウェザー・リポートが抑え付けていないと何をするかわからない。

すでにこの世に存在していない物体の「幽霊」を操る能力で、作中ではピアノや本、パソコンなど様々な物の「幽霊」を扱っている。
実体化した物の幽霊は実物と同じ能力を発揮し、例えばパソコンの幽霊ならば電気や回線が無くても使用できる。ただし能力は発揮できても現実世界へ干渉することはできず、拳銃（と弾丸）の幽霊は撃つ事はできても着弾することも無ければ相手を殺傷したり物を破壊する事もできない（ただし弾丸の衝撃でゴキブリを追い払うくらいは可能）。

エンポリオ・アルニーニョ

11歳の少年だが、年齢は自称につき本当の年齢や誕生日は不明。同作の主な舞台であるグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所に生まれた時から住んでおり、過去に焼け落ちた刑務所の記憶たる所謂「屋敷幽霊」の中で過ごしているため刑務所内の誰にも知られることなくこっそりと生活している。