炎炎ノ消防隊(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『炎炎ノ消防隊』とは、2015年9月より『週刊少年マガジン』にて連載しているダーク・ファンタジー漫画、およびそれを原作としたアニメ作品である。突如発生した人体発火現象によって体を炎に包まれた「焔ビト」と呼ばれる存在が人々の脅威となっている世界を舞台に、第8特殊消防隊の消防官・森羅日下部が焔ビトの発生原因とその裏側にある真実を追求していく物語を描く。単行本は世界累計発行部数1300万部を記録しており、漫画を原作としたアニメ作品・舞台作品など様々なメディア上で人気を集めている。

中華半島

東京皇国から海を渡った西の大陸にある半島。ジャガーノートの出身地でもあり、皇国とは違い自然が豊かな風景が印象的な土地。

空間の裂け目

中華半島に存在する、一帯の土地が大陸ごとずれている特殊な場所。裂け目の向こう側は異界アドラに繋がっていると考えられている。

楽園(オアシス)

空間の裂け目の近くに存在する場所。中央に存在する「御神体」と呼ばれる建造物の影響で、荒野の中この場所だけが緑と水に恵まれている。

大災害 / 炎の大災害

本編の時代から約250年前に発生した大災害のこと。この災害により世界各地が炎に包まれ、数々の大陸が消滅した。
この災害を境に人体発火現象が起きるようになり、人々の生活を脅かしている。

特殊消防隊

人体発火現象や焔ビトの脅威に対抗するために、東京皇国軍・消防庁・聖陽教会の3つの組織が共同で作り上げた組織。
一般市民を炎の恐怖から守り、人体発火の原因と解決策を見つけ出すことを目的としている。第1から第8までの大隊が存在し、各隊に大隊長や中隊長・化学班や機関員が配備されることが多いが、設立間もない第8にのみ物語当初は化学班・機関員が存在しなかった。

マッチボックス

特殊消防隊が現場に出動する際に乗る特殊装甲車。隊員はこの中で装備の換装が可能。
第8では主に中隊長の火縄やヴァルカンが運転を務めることが多い。

119(ワンワンニャイン)

消防庁のマスコットキャラクター。おじさんのまもる君(CV:悠木碧)、犬のレス君、猫のQちゃんの三人組。
喋ることができるまもる君は時折特殊消防隊員とのやり取りが見られ、物語のヒントを与えることもある。

青線(あおせん)

特殊消防官の通称であり、防火服に巻かれた青いラインのこと。視界の悪い火災現場で隊員の場所を確認するためのデザインでもある。

焔ビト(ほむらびと)

人体発火現象により、全身を炎に包まれた怪物と化してしまった元・人間の呼称。自我を失ってしまうため、コアと呼ばれる部分を破壊することで「鎮魂」して倒すしか手段がない。
焔ビトの出現以降、自身からの発火に適応し自在に操ることができる存在が表れるようになり、彼らを「第2世代」「第3世代」と呼ぶようになったことから、焔ビトそのものが「第1世代」と呼称されることもある。
中には極めて高い戦闘能力を有する、「鬼の焔ビト」と呼ばれる角のある者が複数確認されている。

第2世代能力者

特定の条件下で炎を操る事ができる能力者。
発火能力がなく操作能力だけを有するため、着火装置などの器具や武器を用いて発生させた炎を操作する。能力者ごとに力を発揮できる場面が限定されやすい側面があるが、その分特定の場面に極めて強いスペシャリストの側面も持ち合わせていることが多い。

第3世代能力者

自らの体から炎を発する事ができ、またその炎を操って攻撃手段に応用できる能力者。
第2世代とは違い自身で発火能力を身に着けているため着火用の器具や武器などは必要ないが、反面基本的には自分で生み出した炎しか操作できないという特徴がある。その能力は大きく2つに分類され、発生させた炎を体外に放出する外部干渉型と、体の中で熱を発生させて身体能力を強化する内部強化型が存在する。

発火限界(オーバーヒート)

発火能力を使い過ぎた第3世代能力者は体内の酸素が不足した状態に陥りやすく、発火限界を迎えると能力を行使することができなくなる。
この状態でさらに能力の行使を繰り返すと、身体組織が炭化していく「灰病」を発症する。第7の中隊長・紺炉や灰島重工の黒野などはこの「灰病」を患っている。

hiyori1
hiyori1
@hiyori1

Related Articles関連記事

炎炎ノ消防隊の特殊消防隊まとめ

炎炎ノ消防隊の特殊消防隊まとめ

『炎炎ノ消防隊』とは、『少年週刊マガジン』にて連載されている大久保篤による漫画作品である。 世界中で人体が発火し、「焔ビト」と呼ばれる怪物と化す事件が相次ぐようになって数十年。東京皇国は、専門の対策班である「特殊消防隊」を結成して焔ビトによる大規模火災に対応していた。かつて火災によって母と弟を失った少年「森羅 日下部」は、自身がヒーローとなって焔ビトから人々を守ることを志して消防士になる。幾多の現場で焔ビトと相対する中、森羅は弟が生きていることを知り、それを追う過程で世界の謎にも迫っていく。

Read Article

Mrs. GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)とは【徹底解説まとめ】

Mrs. GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)とは【徹底解説まとめ】

2015年にメジャーデビューを果たした、ポップ・ロックバンド、Mrs. GREEN APPLE。 インディーズ時代からライブハウスで根強い人気を誇った彼らは、デビュー後もライブ活動を中心に行い、瞬く間にファンを増やしていった。 2017年に発表した2ndアルバム『Mrs. GREEN APPLE』はオリコン初登場9位になるなど、今後の活躍が注目されるバンドである。

Read Article

Aimer(エメ)とは【徹底解説まとめ】

Aimer(エメ)とは【徹底解説まとめ】

Aimer(エメ)とは日本の女性シンガーソングライターである。所属事務所はFOURseamで、所属レーベルはSME Records。名前は、自身の愛称である「エメ」が由来となっており、フランス語で「愛する」「好き」と言う意味の言葉である。2011年にオーディションによってデビューを果たした。テレビなどのメディアの露出は少ない反面、数々のライブやアーティストのコラボなどで活動の範囲を広げている。独特なハスキーボイスが特徴。

Read Article

KANA-BOON(カナブーン)とは【徹底解説まとめ】

KANA-BOON(カナブーン)とは【徹底解説まとめ】

大阪出身のロックバンド。精力的にライブ活動を続け、2012年4月ASIAN KUNG-FU GENERATIONのフロントアクトを務め話題となった。積極的なライブパフォーマンスと耳に心地よいまくしたてるような歌唱が魅力のバンド。2013年リリースした1stアルバム『DOPPEL』はオリコン3位を記録し、翌年大阪にて、初の野外ワンマンを開催し16,320人を動員した。

Read Article

ソウルイーター(Soul Eater)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ソウルイーター(Soul Eater)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ソウルイーター』 (SOUL EATER) は、大久保篤による日本の漫画作品。『月刊少年ガンガン』にて、2004年6月号から2013年9月号まで連載され、2008年4月から2009年3月までアニメシリーズも放送された。 「職人」であるマカとその「武器」ソウルが、死神様の武器「デスサイズ」を作り出すための戦いをベースに、鬼神との熾烈な争いが描かれる。

Read Article

いま話題のアニソンが続々!!『Aimer(エメ)』のPV/アルバム情報まとめ

いま話題のアニソンが続々!!『Aimer(エメ)』のPV/アルバム情報まとめ

顔出しNG?プロフィール非公開!? 謎に包まれた女性歌手Aimer(エメ)さんが歌い上げる音楽が今、熱い注目を浴びています!「EGOIST」や「凛として時雨」とのコラボ曲も続々と発表され、ファンの盛り上がりも増している今日この頃。アルバム収録曲を含むPVと共に、Aimerさんが持つ歌声の魅力を探っていきましょう。

Read Article

【フェスで盛り上がる】KANA-BOONに注目です!【次世代バンド】

【フェスで盛り上がる】KANA-BOONに注目です!【次世代バンド】

フェスやライブで盛り上がれる実力派バンド、KANA-BOON。ストレートなギターロックバンド、疾走感のある曲の良さはもちろん、歌詞の世界観を表現する曲もしっかりと作られています。曲の疾走感に歌詞がしっかりと絡んで中毒性のある良曲がたくさん!クセになること間違いなしのおすすめバンドです。

Read Article

【都市伝説】清水富美加がKANA-BOONの飯田との不倫を暴露!バンドは活動自粛か【千眼美子】

【都市伝説】清水富美加がKANA-BOONの飯田との不倫を暴露!バンドは活動自粛か【千眼美子】

女優の清水富美加が不倫を暴露したことが大きな話題となりました。様々な作品に出演し、その演技力で多くの視聴者の心を動かした彼女。しかし幸福の科学の信者であること、芸名を千眼美子と改めてからの行動が度々話題となっていました。ここでは彼女がバンドKANA-BOONの飯田との不倫について、ネットやバンドファンの反応や業界の対応などを紹介していきます。

Read Article

目次 - Contents