ドールズフロントライン(ドルフロ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ドールズフロントライン』とは、中国のサンボーンが開発しているスマートフォン用のゲームアプリである。民間軍事会社の指揮官であるプレイヤーは、第三次世界大戦により荒廃した近未来を舞台に、人工知能の反乱により襲い来る機械の兵士たちを撃退するため、銃の名前を冠する戦術人形と呼ばれる機械の少女を率いて戦うことになる。

MP41

声:関根瞳
ドイツ軍服風の衣装に大きな資料用鞄とカメラを持った戦術人形。指揮官を心の底から崇拝しており、常に指揮官のために尽力しているのだが、その手段が他の戦術人形や部隊スタッフの怠慢の証拠を見つけ出しては逐一報告することに偏重しているため、グリフィン内では「密告魔」として嫌われている。あの404小隊のUMP45の機密情報を調査することに成功する等、諜報員としての能力は優秀だが戦闘能力はからっきし。
姉であるMP40の落ち度を見つけ出し地位を失墜させようと必死になっているが、どう頑張っても弱点が見つからないことを悔しがっている。
上記のように陰険な性格ではあるのだが、指揮官への忠誠心は本物であり、しかもどこか間が抜けているため根っからの悪党にはなり切れていない。

EP10夜戦で登場。手柄を挙げて指揮官に認めてもらうため、後方支援時に得た鉄血の移動ルートを利用して鉄血ボスを倒す作戦を立てて参加者を募るが、密告魔として嫌われているため他の人形たちからは賛同を得られず、弱みを握って無理やり巻き込んだG43と二人で鉄血のゲーガーに挑もうとする。しかし、同様にゲーガーを倒すために行動していたKar98Kを結果的に邪魔して作戦を失敗させてしまい、その罪滅ぼしのためにKar98Kに協力してゲーガーに立ち向かう。アーキテクトの所在情報を餌にゲーガーに近づいたMP41は大量の爆薬と共に自爆してゲーガーの装甲を破壊し、Kar98Kがとどめを刺すためのお膳立てをしたのだった。
メインフレームの素体が爆発四散したためバックアップから再生されたMP41は記憶データが出発前までしか残っておらず作戦のことを全く覚えていなかったが、高名なエリート人形Kar98Kが率いる小隊に加わるよう要請され、やはり自分は優秀な人形なのだと勘違いするのだった。

モチーフとなった銃のHaenel-Schmeisser MP41はMP40の部品を使用しているため機関部や銃身の外見はよく似ているが、設計的には全く別の銃である。ナチス親衛隊や親衛隊傘下の警察組織に配備された銃であることから、戦術人形のMP41にも「仲間を監視する密告者」というキャラ付けがされたものと思われる。

その他の戦術人形

PPSh-41

声:上坂すみれ
AR小隊と代理人が戦闘を行った地区に近い戦場で本隊から見捨てられていたグリフィン所属部隊の一人。AR小隊と合流して共に脱出を目指したが鉄血部隊に捕捉され、殿軍を務めてAR小隊やスコーピオンたちを逃がした。
データルームの設備強化を行うとどこからともなく謎の作業用ロボットに乗って登場、強化作業に従事する。

イベント「写真館の謎」ではトカレフ小隊の隊員として登場。古い洋館での連続殺人事件に怯えて終始泣き言を言っていた。
コミカライズ「人形之歌」では、グリフィン基地の整備時に建設用機械を運転していたという過去のエピソードが当人の口から語られており、前述の設備強化時に登場することの理由付けとなっていた。

イングラム

声:小倉結衣
PPSh-41らと同様に本隊から見捨てられていたグリフィン所属部隊の一人。AR小隊と合流して共に脱出を目指したが負傷して動けなくなっていたところを新人指揮官に救助され、仲間のスコーピオンが鉄血部隊に捕らえられたことを教える。
夜戦ストーリーパートにも登場するがメインストーリーに登場したものと同じ個体かは不明。こちらでは暴れられないのを不満に思ってトンプソンに意見するが、鉄血司令部での戦闘ではトンプソンから貰ったダイナマイトを爆発させてストレス発散をしていた。

コミカライズ「人形之歌」ではジャンシアーヌ指揮官の配下として登場。ナイフによる暗殺術の名手という意外な側面を見せた。

スコーピオン

声:松井恵理子
PPSh-41らと同様に本隊から見捨てられていたグリフィン所属部隊の一人。AR小隊と合流して共に脱出を目指したが、鉄血のスケアクロウに捕らえられM4の居場所を喋らせるための拷問を受けていた。新人指揮官の部隊に救出されそのまま合流するが、拷問時にスケアクロウへついた嘘からM4の居場所を探るヒントを与えてしまう。
その後EP07で再登場、エルダーブレインの襲撃に応戦するが人間の指揮官が不在のため適切な行動が取れず苦戦を強いられる。

MG3

声:種田梨沙
メインストーリーに登場。勇ましい性格だが性能は普通。MP5と共に哨戒中に鉄血のエクスキューショナーと遭遇するが相手にされず見逃される。

MP40

声:松井恵理子
メインストーリーに登場。生真面目そうな外見通りの性格で、グリフィンの極秘拠点で受付や列整理などを担当していた。
イベント「秩序乱流」では第2部に登場。防衛拠点で孤立しているトンプソンたちに弾薬を届けた帰路で敵襲を受け廃棄拠点に籠城していたところを416たちに救出された。グリフィンでは最もベテランの後方支援部隊であり、「戦場から離脱するのがグリフィンで最も巧い」と他の戦術人形からは評価されていた。

FF F2000

声:徳井青空
EP06夜戦ストーリーパートに登場。アルケミストに部隊の仲間と共に鹵獲され拷問されていた。武器の話よりも女の子らしいおしゃれの話を好む呑気な性格だが、仲間を逃がすために盾になるなど胆の据わったところを見せる。アルケミストの自決後に無事救助されたと報告されている。

T91

声:古城門志帆
EP06夜戦に登場。F2000のチームメイトで、武器を奪われたものの脱出に成功しFN小隊に救助を求めた。
その後、EP09夜戦に再登場。憧れであったM16が「傘」ウイルスに冒され失踪したことが原因でメンタルモデルに変調をきたすほど落ち込み、自室に引きこもっていた。

T91がM16に憧れを抱いているという設定は、T91の元ネタの銃である91式歩槍がM4の元ネタであるM4A1と外見や構造が酷似した銃であるという部分を反映したものと思われる。

m45

声:高橋美佳子
スウェーデンの民族衣装を着た気弱そうな戦術人形。名前の頭文字が小文字なのがポイント。
AR小隊が収容されたグリフィンの留置施設「プリンセス・マリオン」で世話係を務めていたが、エルダーブレインの襲撃による最初の犠牲者となった。幸い全損は免れた模様。
前職はパン屋で、「カフェ」で閲覧できるハロウィンのストーリーでは、普段はカフェの厨房でパンを焼いていることや戦闘も目立つことも不得手で引っ込み思案な性格であることが描かれていた。
得意なパンはスウェーデンの名産であるシナモンロールだが、留置施設で毎日シナモンロールを出し続けたことで元々機嫌の悪かったM4に「今日もシナモンロール?」と言われてしまった。

コミカライズ「人形之歌」ではエルダーブレインの襲撃を受けたものの破壊は免れており、その後のドリーマーとの戦いにおいてはプリンセス・マリオンの管制システムを利用してAR小隊を援護していた。

Gr MP5

声:向山直美
EP01夜戦ストーリーパートに登場。グリフィンの上級代行官ヘリアンの配下として新人指揮官に同行する。
小柄ながらも真面目で一生懸命な少女。しかし、性質の悪いイタズラに対してはやり返すだけの気の強さも持っている。人間の役に立ちたいという気持ちが強く、それが時に空回りすることもある。悩みの種は低い身長と平たい胸。
メインストーリーにも登場、哨戒中に鉄血のエクスキューショナーと遭遇するがM4を追うのに忙しいエクスキューショナーからは見逃された。

Gr MG5

声:小清水亜美
EP01夜戦ストーリーパートでヘリアンの副官的存在として登場。多忙なヘリアンの代理としてMP5に指示を出す。

WA2000

yuku_sakana
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@yukusa_kana

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